アーカイブ | 8月 2016

  • 食後や授乳中のアフターピルの服用

    アフターピルは、コンドームなどの他の方法では避妊に失敗してしまったといった場合に、のぞまない妊娠を避けるために、緊急的に服用するためのピルのことをいいます。これには黄体ホルモンが主成分となっているものや、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤のかたちになっているものがありますが、どちらにしても女性ホルモンが含まれていることにかわりはありません。この女性ホルモンのはたらきによって、排卵の抑制、子宮内膜が厚く成長することの抑制、頚管粘液の変化などといった効果があらわれますので、事後的であったとしても避妊に成功することができるわけです。 アフターピルの使用方法は、銘柄によって異なりますが、専用につくられている錠剤であれば、緊急避妊が必要になったときに1度だけ、規定量を口から飲むだけというものです。通常の避妊薬をアフターピルとして用いる場合については、同様にいったん服用したあと、再度24時間後にも服用をすることになります。 その際、食後にアフターピルを飲んで良いかどうかですが、基本的に吐いてしまうようなことがなければ有効成分は体内に吸収されますので、問題はないものものと考えられます。また、授乳中にアフターピルを使用してもよいかどうかですが、アフターピルは継続的に服用するものではなく、単発的に服用するものですので、乳児への影響はごくわずかであると考えられますので、念のため一時的に授乳を中断することがあったとしても、永続的にそのような措置が必要になるものではありません。ただし、女性ホルモンの成分によって、母乳の出が一時的に悪くなることはあり得ますが、これもあくまでも一時的なものと考えたほうがよいでしょう。